WordPressのPHPバージョンアップ代行|費用の目安と依頼前の確認事項 - WordPress保守サービス | WP KEEPER

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WordPressのPHPバージョンアップ代行|費用の目安と依頼前の確認事項

「サーバー会社からPHP更新の案内が届いた」「WordPressにPHPの更新を促す表示が出ている」「古いテーマを使っているので、自分で変更するのは不安」。企業サイトのPHP更新では、設定の変更だけでなく、更新後も業務に必要な機能が動くかを確認することが大切です。

WordPressのPHPバージョンアップ代行を選ぶときは、金額だけでなく、事前調査・バックアップ・検証・本番反映・不具合対応のどこまで含まれるかを比較しましょう。同じ「PHP更新」でも、サーバー設定の切り替えと、古いテーマやプラグインの修正を伴う作業では、費用も日程も異なります。

この記事では、PHP更新を外注する際の費用の目安、依頼範囲、業者選びのポイント、相談前に用意したい情報を解説します。操作手順ではなく、企業のWeb担当者が依頼内容と見積もりを判断するための内容です。

WordPressのPHPバージョンアップ代行とは?依頼する作業を整理しよう

PHPは、WordPressを動かすために使われるプログラミング言語です。PHPのバージョンはサーバー側で管理されており、WordPress本体を更新しても、PHPが一緒に更新されるとは限りません。

PHP更新の代行では、現在の環境や互換性を調べたうえで、必要な更新・修正と動作確認を依頼します。ただし、どの作業を含むかは業者ごとに異なります。

作業主な内容依頼時の確認点
現状調査PHP、WordPress本体、テーマ、プラグイン、サーバー環境の確認調査費用と、更新できない場合の扱い
更新前の準備ファイル・データベースのバックアップ、検証環境の準備復元方法と、検証環境の構築費
更新・互換性対応PHPの切り替え、必要に応じた本体・テーマ・プラグインの更新や修正基本料金内の作業と追加見積もりの境界
本番反映・確認本番への適用、主要ページやフォームなどの動作確認確認するページ・機能と、作業時間帯
不具合対応・報告問題の修正、切り戻し、実施内容の報告追加費用、作業後の対応期間・対象範囲

上記は依頼範囲を整理するための一覧で、すべての代行サービスに含まれるわけではありません。見積書に「PHPバージョンアップ一式」とだけ書かれている場合は、作業を分けて説明してもらいましょう。

更新先は「一番新しいバージョン」だけで決めない

更新先は、PHPのサポート状況、WordPressの動作要件、テーマ・プラグインの互換性、サーバーで利用できるバージョンを合わせて決めます。新しいPHPであっても、古い独自コードなどがそのまま動くとは限りません。

WordPress公式のPHP更新案内でも、更新前のバックアップや互換性の確認について説明されています。サポート期限はPHP公式のサポート対象バージョンを確認し、サーバー会社の提供・修正状況も照合してください。

PHPバージョンアップ代行の費用は?公開料金から見る目安

PHP更新の費用は、切り替え操作の難しさより、調査・修正・検証にどれだけ作業が必要かで変わります。一律の相場で判断するより、自社サイトに近い条件の料金例と、含まれる作業を確認する方が予算を考えやすくなります。

以下は、他社の公式ページで2026年10月29日に確認した公開料金と、WP KEEPERの標準料金です。業界全体の平均ではなく、同じ作業条件での価格比較でもありません。

提供元公開料金の例適用条件・確認点
WP KEEPER55,000円〜PHP更新の標準料金。具体的な作業範囲と最終金額は、個別の見積もりで確認
※月額保守契約なしで単発の場合は:110,000円〜
ワプラボ33,000円〜有効なプラグインが20個程度までで、テーマ修正が不要な企業サイトが目安。調査、バックアップ、検証、本体・プラグイン・テーマの更新、本番切り替えを案内
ビークリエイト55,000円〜1人日55,000円を基準に算定。標準対応にはPHP8系、独自実装が少ないこと、保守契約またはテスト環境があることなどの前提あり。税区分は見積もり時に確認

出典:ワプラボのPHPバージョンアップ対応、ビークリエイトのPHPアップデート代行、WP KEEPERの料金案内。料金と提供条件は変更される場合があります。契約前に最新の見積もりをご確認ください。

追加費用が発生する主な条件

基本料金が設定されていても、その条件から外れる場合は追加費用が必要です。例えば、ワプラボでは動かないプラグインの差し替えを1件5,000円〜、テーマのPHP修正を20,000円〜と案内しています。いずれも税別で、修正量などによって見積もりが変わります。

見積もりでは、特に次の条件を伝えてください。

  • 現在の環境が古い:PHPだけでなく、本体・テーマ・プラグインにも更新や修正が必要か
  • 独自機能がある:制作会社が追加したプログラムや外部システムとの連携があるか
  • 検証する機能が多い:フォーム、予約、決済、会員ログインなどをどこまで確認するか
  • 検証環境がない:環境の構築・維持・削除まで必要か
  • サーバー側の変更も必要:現在の契約環境で更新できるか、移転などを伴うか
  • すでに不具合がある:更新作業とは別に原因調査・修正が必要か

「基本料金が安い会社」ではなく、自社に必要な調査・修正・確認まで含めた総額で比較しましょう。追加作業が必要になった場合は、金額と内容の承認後に着手する流れも決めておきます。

PHP更新を自社で行うか、業者に依頼するかの判断基準

レンタルサーバーによっては、管理画面からPHPを切り替えられます。ただし、操作できることと、不具合を調査・修正できることは別です。企業サイトでは、更新に失敗した場合の業務への影響も含めて判断してください。

自社対応を検討しやすい状況外注を検討したい状況
サイト構成と管理権限を把握している以前の制作会社が管理しており、構成が分からない
検証環境で更新と動作確認ができる本番環境しかなく、停止の影響が大きい
エラーの調査やコード修正ができる担当者がいる独自テーマや更新停止プラグインへの対応が難しい
バックアップと復元方法を確認できているバックアップの有無や、戻せる範囲が分からない
必要な機能とテスト内容を整理できるフォーム・決済・予約など業務上重要な機能がある

サーバー会社に依頼できる範囲も確認しましょう。PHPの提供や切り替え方法の案内に対応していても、独自テーマやプラグインの修正まで対象とは限りません。サーバー会社と制作・保守会社のどちらが何を担当するかを整理すると、相談先を選びやすくなります。

PHPバージョンアップの依頼先を選ぶ5つの確認ポイント

1.PHPの切り替えと、互換性の修正を分けて説明しているか

「PHP更新に対応」と書かれていても、サーバー設定を変更するだけなのか、テーマやプラグインの非互換部分を調べて直すのかで、依頼できる内容が違います。WordPress本体・テーマ・プラグインの更新や、独自コードの修正が必要な場合の費用も確認してください。

2.本番反映前に、必要な機能を検証できるか

トップページが表示されるだけでは、動作確認として十分とは限りません。問い合わせフォームの送信・受信、サイト内検索、予約、購入、会員ログインなど、実際の利用に沿って確認する必要があります。

「主要機能の確認」がどこまでを指すか、対象のページや操作を一覧にして合意しましょう。決済やメール配信を含む検証では、テストが実際の課金・通知につながらないよう、方法を事前に決めておきます。

3.不具合時の切り戻しと、データの扱いが決まっているか

切り戻しとは、更新後に問題が起きた場合に変更前の状態へ戻すことです。PHPの設定だけを戻す場合と、ファイルやデータベースも復元する場合では、影響が異なります。

特に予約・注文・会員登録などが発生するサイトでは、バックアップ時点への復元によって、その後のデータが失われるおそれがあります。作業中の受付停止が必要か、最新データをどう保全するか、誰が切り戻しを判断するかまで確認してください。

4.追加費用・納期・作業後の対応条件が明確か

調査から着手までの期間、修正が必要な場合の日程、本番作業の時間帯を分けて確認します。「作業1日」という案内でも、事前調査や日程調整まで1日で終わるとは限りません。

あわせて、追加見積もりが必要になる条件、対応できない場合の調査費、更新後に発見された不具合の受付期間と費用を確認しましょう。無償修正の対象が更新作業に起因する問題だけか、既存の不具合も含むかも重要です。

5.単発更新と、継続保守の契約条件を分けて確認できるか

今回のPHP更新だけを頼みたい場合は、単発で依頼できるかを最初に確認します。既存の保守契約に更新が含まれる場合もあれば、PHP更新は別料金のサービスもあります。

継続保守も検討する場合は、今回の更新費と月額保守費を分けてもらいましょう。一般的な保守の業務範囲については、WordPress保守の対応範囲と料金相場で解説しています。

見積もり依頼前に用意したい情報と、依頼の進め方

最初からすべてのバージョンを調べる必要はありません。分かる範囲の情報と、分からない項目を伝えれば、調査が必要な範囲を相談できます。

  • サイトURLと用途:会社案内、採用、問い合わせ、EC、予約など
  • 相談のきっかけと期限:サーバー会社からの通知、管理画面の警告、社内の更新期限など
  • 現在の環境:サーバー会社、PHP・WordPressのバージョン。分からなければ「不明」と伝える
  • 制作・管理状況:現在の依頼先、独自テーマや機能の有無、管理権限を持つ担当者
  • 止められない機能:フォーム、注文、予約、会員機能、外部システム連携など
  • すでに試した操作と症状:切り替えたバージョン、発生したエラー、元に戻したかどうか
  • 希望する依頼範囲と予算:今回の更新のみか、その後の保守も相談したいか

PHPのバージョンは、WordPress管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」→「サーバー」で確認できます。表示されない場合や、管理画面へ入れない場合は無理に調べず、その状況を伝えてください。

依頼は、一般に次の流れで進めます。各段階の担当者と、費用が発生するタイミングを確認しておきましょう。

  1. 初回相談:サイトURL、困りごと、期限、希望範囲を伝える
  2. 事前調査・見積もり:対応可否、更新先、修正・確認範囲、総額を確認する
  3. 作業内容の合意:日程、停止の有無、追加費用、切り戻し条件を決める
  4. 検証・本番反映:合意した手順で更新し、必要な機能を確認する
  5. 報告・引き継ぎ:更新内容、確認結果、残った課題、作業後の連絡先を受け取る

管理画面やサーバーの認証情報は、初回の問い合わせ本文へまとめて記載せず、依頼先と共有方法・必要権限を確認してから渡しましょう。

WP KEEPERへWordPressのPHP更新について相談したい方へ

WP KEEPERでは、PHP更新をオプションとして提供しています。標準料金は、月額保守契約がある場合は55,000円(税込)、保守契約がない場合の単発依頼は110,000円(税込)です。具体的な作業範囲と最終金額は、個別にお見積もりします。PHP更新について相談したい方は、サイトURL、サーバー会社、更新が必要になった理由、希望時期をお知らせください。

対応可否・作業範囲・費用・契約条件は、個別にご確認ください。現在のPHPバージョンなどが分からない場合も、分かる範囲の情報と、届いている通知の内容からお伝えいただけます。

WordPressのPHP更新について相談する

WordPressのPHPバージョンアップ代行に関するよくある質問

PHP更新とWordPress本体の更新は、同じ作業ですか?

別の作業です。PHPはサーバー側の実行環境で、WordPress本体・テーマ・プラグインとは更新する対象が異なります。ただし、互換性を確保するために、PHPと合わせて本体やテーマ・プラグインの更新、コードの修正が必要になることがあります。

PHPのバージョンアップ費用は、見積もり前に確定できますか?

公開料金に自社サイトが当てはまるか確認が必要です。現在のPHP、独自コード、テーマ・プラグインの状態、検証する機能によって作業量が変わります。基本料金に加え、調査・修正・検証・作業後の対応を含む総額を確認してください。

他社が制作したWordPressサイトでも依頼できますか?

依頼先の受付条件と、サイトの構成・管理権限によります。他社制作サイトを受ける業者でも、独自機能や利用中のサーバーによって対応できない場合があります。サイトURL、現在の管理先、独自機能の有無を伝えて確認しましょう。

PHPを上げたらエラーが出た場合も、更新代行へ相談できますか?

まず、更新後の不具合調査・修正も対象かを確認してください。変更日時、変更前後のPHPバージョン、エラー内容、実施済みの操作を伝えると相談しやすくなります。PHP設定を戻すことと、ファイル・データベースを復元することは別なので、原因が分からないまま変更や上書きを繰り返さないようにしましょう。

保守契約があれば、PHP更新も月額料金に含まれますか?

契約によって異なります。WordPress本体やプラグインの更新が含まれていても、PHP更新や互換性の修正は別料金の場合があります。WP KEEPERでは、PHP更新は月額保守料金とは別のオプションで、月額保守契約がある場合の標準料金は50,000円(税別)です。保守契約がない場合の単発依頼は100,000円(税別)です。具体的な作業範囲と最終金額は、個別の見積もりでご確認ください。

まとめ:PHP更新の外注は、費用と作業範囲をそろえて比較しよう

WordPressのPHPバージョンアップを依頼するときは、切り替え操作だけでなく、事前調査、必要な修正、動作確認、不具合時の対応まで比較することが大切です。公開料金だけで決めず、自社の構成と重要な機能を伝え、必要な作業を含めた見積もりを確認しましょう。

「何を更新するか」「どこまで確かめるか」「問題が起きたらどう戻すか」を依頼前に決めておくことが、費用と停止リスクを判断する基準になります。更新後の管理も含めて相談したい方は、WP KEEPERのWordPress保守サービスをご確認ください。

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この記事の執筆者

大石 和明
株式会社KOP 代表取締役
大石 和明

2010年、ソフトウェア開発会社に入社。業務用クラウドサービスの開発に従事し、自社プロダクトの構築や、ユーザー向けデモンストレーションなどを幅広く担当。2012年に退社後、海外での中期滞在を経て、2013年よりフリーランスとしてWeb制作業を開始。2017年、株式会社KOP(ケーオーピー)を設立し、代表取締役に就任。Webクリエイターとしての実務経験を土台に、現在はディレクター/Webコンサルタントとしても活動中。中小企業のWeb戦略に強みを持つ。

この記事の監修者

上柳 直人
株式会社プロテック システムエンジニア
上柳 直人

2019年にプログラミングスクールを卒業後、株式会社プロテックに入社。Webサイト制作に加え、Webシステムやスマートフォンアプリの開発にも携わる。WordPressをはじめ、クチコミサイト、マッチングサイト、Eラーニングアプリ、ECサイト、コーポレートサイトなど、多様な分野のプロジェクトに従事。フロントエンドからバックエンドまで幅広い開発経験を持つ。

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